がんの新事実
がんとはどんな病気なのか
がんは、日本人の死亡率の原因の第1位を占める病気であります。毎年46万人の人が新たにがんにかかっています。最近の研究では、むやみに怖がると、かえってがんを悪化させることもわかってきました。 「病は気から」というのも嘘ではなかったのです。 がんの治療方法は日々進化しているので、がんはもはや不治の病ではなくなってきました。的確な対処をすれば、予防もでき、治すこともできる病気だという事実を知ることから始めましょう。
どんな症状が現れるのか?
がんは、発病初期はもちろん、ある程度進行しても症状が現れない事が多く、次のような症状が現れた時にはかなり進行しています。
①出血
がんが成長する時に血管を破るのが原因です。血痰、吐血、喀血、血便、血尿が主な症状です。
②臓器機能の低下
がんが細胞組織を破壊したり、圧迫するために起こります。がん細胞は正常細胞よりの生命力が強く、本来血液が正常細胞に運ぶ栄養や酸素を横取りしてしまいます。そのために、周りの正常細胞を弱らせて、死なせてしまいます。
③激しい痛み
がんが神経を圧迫するので、激痛が起こります。食道がん、肺がんなどでは胸痛、消化器系のがんでは腹部の痛みが起こります。
④転移
がん細胞が血液やリンパ線の流れに乗って他の部位に転移していくのが、がんの特徴とのいわれる症状です。転移したところでまた増殖を始めるために、あっという間に広がってしまいます。
主ながんの自覚症状
◇胃がん…胃の不調、食欲不振、食べ物の好みが変わることも。
◇食道がん…食べ物や水を飲み込む時、のどや胸につかえる感じがする。
◇大腸がん…便秘や下痢が頻繁に起こり、便に血液が混じる。
◇肺がん…咳が続いたり、たんの中に血が混じったりする。
◇乳がん…乳房の中にしこりや張りを感じる。
◇子宮がん…おりものが多くなったり、不正出血を繰り返す。
◇舌がん、皮膚がん…できものができて、なかなか治らない。
◇肝臓がん、膀胱がん、前立腺がん…尿の出が悪くなったり、血が混じったりする。
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