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末期がんにも効果的

白血球強化がカギ

みなさんは、カゼを引いたらどう対処していますか。 とりあえず、カゼ薬を飲むという人が多いのではないでしょうか。では、胃が痛い時はどうでしょう。この場合は、胃薬を飲む人が大半だと思います。また、血圧が高ければ病院では降圧剤を処方してくれますし、ガンの治療の場合には、しばしば抗ガン剤が投与されます。

これまで病気を治すために、実に多くの種類の薬が開発されてきました。その理由は、一つ一つの病気の原因はそれぞれ違うと考えられてきたからです。単純にいえば、病気が10種類あれば、それを治すために10種類の薬が必要で、万病に効く薬などないという考え方が主流だったのです。

ところが、最近ではこうした考え方が変わりつつあります。多種多様の病気も根本的にはその原因はすべて同じで、「白血球の衰えによる免疫力の低下こそ万病の原因」と、考えられるようになってきたのです。免疫とは、細菌やウイルス(細菌より小さな微生物)を退治して、私たちの体を病気から守ってくれるしくみのことをいいます。その免疫の主役は、血液の構成成分である白血球が担っているのです。

がん治療に手ごたえ

血液中の白血球を強化して免疫力(病気から体を守る力)を驚異的に強めると、乳酸球菌が全国の病医院で今大きな注目を浴びています。 乳酸球菌とは、その名のとおり乳酸菌の一種で、白血球を強化する働きが特に強い良質のコッカス菌のことです。

乳酸球菌が、病院で注目を浴びるようになった背景には、「すべての病気の原因には白血球が関係している」と考えられるようになったことがあげられるでしよう。つまり、白血球を強化する乳酸球菌をとれば、病気を治したリ改善させたりすることができるのではないか、と考えられているのです。

東京衛生病院健康医学科部長の水上治医師も乳酸球菌に注目し、治療に使っている一人です。水上医師は、患者さんの体の免疫力を強めて病気を根本から治そうという考えのもと、抗ガン剤といくつかの栄養補助食品を組み合わせて使うといった治療法を以前から行つています。そうした治療法の一つに、乳酸球菌を用いているのです。

水上医師のもとには、ほかの病院でさじを投げられたような、かなり重い進行性のガン(いわゆる末期ガン)の患者さんがおおぜい訪れるそうですが、そうした患者さんにも、乳酸球菌は効果があるということです。

「乳酸球菌を飲むようになってから、ガン細胞の増殖が止まったり、痛みなどの苦しい症状がおさまったりした人は少なくありません。また、中にはガンが縮小したという人もいます。私の経験からいうと乳酸球菌は、初期のガンの人はもちろん、進行性のガンの人で転移などがあっても、痛みなどの症状がまだ現れていない場合に特によく効いているようです。こうした人は、免疫力がまだ完全に弱まっていないため、乳酸球菌が効きやすいのでしょう。現在、ガンの治療ではクオリティ・オブ・ライフ(生活の質、QOLという)を下げずに治療することが非常に重要視されています。抗ガン剤などは、副作用が現れてQOLを著しく下げる場合が多いのですが、乳酸球菌はQOLを下げることなくガンが改善するので、その点でも非常に優れていると思います」(水上医師)

Posted by coccus : 2008年02月28日 14:33 | コメント (0) | トラックバック (0)