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リウマチ『腸内細菌』一因。

愛知医科大第二病理学教室(斎木重久教授)は、同大整形外科教室(丹羽滋郎教授)と共同で、リウマチ患者の腸内細菌に対する抗体価(血清中)を健康人と比較した結果、リウマチ患者が健康人に比べて平均値で約二倍も高いことを突き止めた。不明だったリウマチの原因の一つが腸内細菌であることが分かったことによって、リウマチに対する効果的な治療法とワクチンの開発に道を切り開くものときたいされる。
抗体は細菌などの病気の原因となる抗原を攻撃し、体を守る働きを持つ物質。
青木教授は、人間の腸内にある細菌の中から、他の腸内細菌と共通の抗原を持つ『大腸菌Oー14株』を選び、ウサギ七十八羽に1か月に一回、一年間投与し、免疫をつくる研究をした。
その結果、抗体価を高く示したウサギほど関節リウマチ発症率が高いことが分かった。解剖の結果、人間と同じリウマチの炎症を引き起こしていることも確認できた。
このため、リウマチ患者の血液などを採取し、抗体価を健康人と比べたところ、健康人は六十人全員が正常値の範囲内だったのに対し、リウマチ患者では、八十三人のうち血清で四十%、関節液で六十五%が正常値を上回るなどの結果を得た。
リウマチ患者が腸内細菌に対する高い抗体価を示したことは、大腸菌などの腸内細菌が共通に持つ物質が発症原因に重要なかかわりを持つ証明となった。
塩川優一・順天堂大名誉教授の話『分子生物学的手法で、腸内細菌共通抗原がリウマチの原因であることを突き止めたことは、世界的に評価される研究だ』 

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Posted by coccus : 2007年12月27日 11:21

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